小雪さんが京都で出会った、
「美しさを仕立てる」
という時間。
五感をひらき、
自分の感覚に耳を澄ます。
CHEF de BEAUTÉ kyotoで体験した、
心地よさとの対話。
「忙しい時ほど、あえて一呼吸置くようにしています 」
そう語る小雪さん。
日々多くの情報や人と向き合いながらも、自分自身の感覚を大切にし、自然体の美しさを体現するその姿は、多くの人の憧れです。
今回、小雪さんが訪れたのは、京都の旗艦店「CHEF de BEAUTÉ kyoto」。
そこにあったのは、単に化粧品を選ぶ場所ではなく、五感をひらき、自分の感覚と向き合うための時間でした。
ハンドクリームを仕立てる体験を通して見えてきたのは、「美しさを仕立てる」ということの本当の意味。小雪さんの言葉とともに、その時間をたどります。
1.
美しさを仕立てるということ
「選ぶ」というより、
「気づいていく」感覚
白いクリームをスパチュラでゆっくりと伸ばし、混ぜていく。
エプロンを身につけ、お仕立て台の前に立った小雪さんは、まるで料理をするような自然な手つきでクリームと向き合います。
波打つように広がるテクスチャー。
静かな時間。気づけば、周囲の音が遠のいていく。
「本当に楽しいですね。不思議と、ずっとやっていられるような気持ちになります 」そう微笑む小雪さん。
完成したものを受け取るのではなく、自分の手で仕立てていく時間そのものに、心が満たされていく様子が印象的でした。
「自分を知らないとお仕立てはできないですよね。受け身ではなく、自分で自分を作っていく。それが自分と向き合い、忙しさに流されすぎない時間になると思うんです
」その言葉は、CHEF de
BEAUTÉが大切にしている価値観とも重なります。美しさは与えられるものではなく、自分自身で見つけ、育てていくもの。その時間そのものが、美しさを仕立てる行為なのかもしれません。
2.
説明されなくても心地よい空間
五感が先に反応する場所
店内に足を踏み入れた瞬間、小雪さんの口から自然とこぼれたのは、「なんだか、すごく心地いいですね」という一言でした。
木の質感。壁の表情。静かに流れる時間。
何かを強く主張するわけではないのに、不思議と気持ちが落ち着いていく。
「ここは、説明されなくても伝わる空間ですね。情報が溢れる時代だからこそ、私たちは頭で理解しようとすることに慣れてしまっています。けれど本来、人はもっと感覚的な存在です。香りや手触り、空気感。そうした言葉にならない心地よさを感じ取る力を、私たちはもともと持っています。CHEF
de BEAUTÉ kyotoは、その感覚を思い出させてくれる場所でした。」
3.
自分の感覚を信じるということ
データではなく、
自分の心地よさを頼る
お仕立て体験では、まず3種類のテクスチャーから、自分に合うものを選びます。マット。モイスチャー。ベルベット。
それぞれを手に取り、ゆっくりと広げながら確かめていく小雪さん。
この日選んだのは、なめらかな質感の「ベルベット」でした。
「自分の直感力をとても信じているんです。」
そう話す小雪さん。
「その場で直感的に選んだものが、その時の体調やコンディションに一番適していると分かっているので、普段からあまり悩むことはありません
」
口コミや評価。SNSで流れてくる膨大な情報。何が正解かわからなくなる時代だからこそ、自分の感覚に耳を澄ますことが大切なのかもしれません。
「日常の中にこうした時間をたくさん持つようにしていると、自然と『間』が生まれ、今の自分が何を欲しているのか、どのような体調なのかが、とても理解しやすくなります
」
体験を終えたあとに語ったその言葉が、とても印象的でした。
4.
香りがつくる余白と「間」
深呼吸するためのスイッチ
次に向き合ったのは香り。
季節や情景を表現した香りをひとつずつ試しながら、小雪さんは深く息を吸い込みます。
「普段、電子機器に囲まれている時間が長いので、意識的にデジタルデトックスすることを大切にしています」
香りは、自分を今ここに戻してくれるもの。
「ふと香るだけで、呼吸が深くなるんですよね」
忙しさの中で失われがちな“間”。香りは、その小さな余白を生み出してくれる存在なのかもしれません。
5.
自分を労わる小さな習慣
ハンドクリームは、
自分に戻るきっかけ
完成したハンドクリームを手にした小雪さん。 出来たてのクリームを手の甲に伸ばしながら、
「あ、これ好きです」
と自然に笑みがこぼれます。そして、こんな話も聞かせてくれました。
「駅でお茶を買ったあととか、移動中とか。ほんの少しの時間でも、一呼吸置くようにしているんです」
ハンドクリームを塗る。お茶を飲む。深呼吸をする。それは、慌ただしい日常の流れをほんの少しだけ緩める時間。
「手元は日常の中で最も目につきやすい場所です。触れると、自分が思った以上に疲れていることに気づくこともあるんですよね」
自分の状態に気づくこと。自分を労わること。それは特別なことではなく、日常の中のほんの小さな習慣から始まるのかもしれません。
6.
年齢を重ねることと美しさ
自分で自分を仕立てていく
小雪さんが考える美しさとは、表面的なものではありません。
「年齢を重ねてどのような生き方をしてきたからこそ刻まれるシワなのか、そういった部分も含めて美しいと感じるようになりました」
年齢とともに刻まれるシワ。積み重ねてきた経験。そのすべてを含めて、その人らしい美しさになる。
「成熟度とか余裕とか、そういったものが全体としてとても自然な人が美しい 」
だからこそ大切なのは、自分と向き合う時間を持つこと。忙しさに流されるのではなく、自分自身の感覚を信じること。五感をひらき、心地よさに耳を澄ますこと。
CHEF de BEAUTÉ kyotoで過ごした時間を振り返りながら、小雪さんはこう語ってくれました。
「すごく無になれるというか、心地いい時間でした」
美しさを仕立てるとは、何かを足すことではなく、自分自身に戻ること。その積み重ねが、きっとその人らしい美しさを育てていくのだと思います。
小雪さんプロフィール
1976年12月18日生まれ、神奈川県出身。
1995年から雑誌の専属モデルやショーで活躍し、
1998年に俳優デビュー。
映画「ラスト・サムライ」「嗤う伊右衛門」「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「わたし出すわ」「信さん
炭坑町のセレナーデ」「杉原千畝」「桜色の風が咲く」などに出演。
ドラマでは「不毛地帯」「大貧乏」「トップリーグ」「全裸監督」
「ブギウギ」「スカイキャッスル」「Dr.アシュラ」など多くの作品やCMに出演。
心地よさを、仕立てる。 CHEF de BEAUTÉ kyoto
